鶴形山のふもとの商店街へ戻ってきた。

散策のはじめにこのあたりから、阿智神社(裏参道？)の石段を登って山の尾根を歩いたため、ふもとで立ち寄れなかった寺があったのだ。

よく下調べしてこなかったので、無駄な感じの動きになっている。正解は阿智神社の石段を登らず商店街を歩けばよかったのだ。

商店街のアーケード終わりに、お寺があった。

浄土宗誓願寺。

山門は四脚門。

山門を入って左側には、茶屋のような、信徒休憩所のような感じの洒落た建物がある。

右側には鎮守社の天満宮。

正面には本堂。

向拝が右にオフセットしている。

禅宗の本堂でたまに入口がオフセットしているのを見かけるが縋破風向拝がオフセットしているのはあまり記憶がない。

本堂の右側には玄関と庫裏。

本堂の左側には閻魔堂。

内部の十王像。

地獄行き判定装置の類は見あたらなかった。

閻魔堂の奥は墓地になっている。

無縁仏塚がかなり立派。

墓地のほうには竜宮門がある。

墓地の中に竜宮門風の鐘楼があった。

コンセプトがよくわからない。

鐘楼の内部の様子。

反響のため鐘の下に格子がある鐘楼は多いが、このように真下が完全に吹き抜けというのは珍しいのではないか。鐘をつくときに足を踏み外しそうでこわい。

墓地からの風景。

この寺は観龍寺のすぐ下にあるため、観龍寺の観月殿からはこの本堂の屋根を見おろせる。