タンバン僧院

千仏が並ぶこじんまりとした僧院。

(ミャンマーカレン州パアン)

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ラインブエ街道に千仏庭園のようなものがあることは往路でも気付いていた。千仏庭園とは上写真のように規則正しく仏陀の像が並んでいる場所だ。

タイヤチョータンパゴダからの帰り道、日没までまだ少しの時間があったので立ち寄ってみた。

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山門は地味。

山門を過ぎるとすぐに回廊があるが、ここは履物を脱ぐような場所ではないだろう。

千仏庭園はこの回廊の左側のエリアに広がっている。

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千仏庭園は、パアン郡区ではズェガビン山脈の西麓のボディタタウン寺院アゥンチャンタ寺院にも存在している。

それらに比べると規模はかなり小さい。

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「千仏」といいながら、千体の仏像があるわけではなく、衛星写真で確認すると30体しかないことがわかる。

でも、こうしたものは千仏庭園と呼んでいいと思う。

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仏像ひとつひとつはこんな感じ。

初めて見たとき、こうしたコンクリ仏は型抜きで作られているのかと思っていたが、仏像を作っているところに出くわして、一点一点手作りであることを知った。

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30体の仏陀の中央には少し大きめのムチャリンダ仏がある。

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ムチャリンダ仏の後ろには四角基壇のパゴダ。

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パゴダに付属するタコンタイと鐘つき柱。

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クレーターのような地形がある。

これは仏像群に供物を捧げるときに作られるものだと思われる。以前にも見たことがあるが、まだ謎の多い物件。

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ほかの堂宇を見てみる。

これはおそらく得度堂。

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講堂と思われる。もしかしたら食堂かもしれない。

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戸が閉まっていて中は覗けなかった。

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僧房。修行僧が寝起きする建物。

2階が僧房で、1階は講堂かもしれない。

(2017年01月07日訪問)

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