先週につづいて、また羽ノ浦町にやってきた。
あまり観光名所のない町だが、児童公園の遊具観察には意外に面白いものがあったのでまた来てみたのだ。きょうは先週の続きで、羽ノ浦町の西半分を主に見ていこうと思う。
最初に訪問したのは県道の旧道に近い高田児童公園。この公園は廃線跡の道路に面している。この廃線については、次のページで紹介しようと思う。
まず滑り台から見ていこう。
開放デッキの2脚型の滑り台だ。
形状は滑り台保存館#15と完全に同じだが、#15が滑降面が樹脂なのに対してこの滑り台はステンレス。
きわめてありふれたパターンの滑り台だが、それゆえ、微妙な分類が不十分なジャンルともいえる。だがこの台は滑り台保存館の整理番号が10台であることからもわかるようにリファレンスモデルにふさわしいものだ。
パーツごとに色が塗り分けられ、滑り台の構造を意識しやすくなっている。
と同時に、色分けは「色おに」などの色を利用した遊びを可能にするので、公園の遊具にはある程度必要だと思う。
デッキから滑降面を見たところ。
タラップ。
踏み板には日都産業のロゴがある。
梁とデッキはバンド状の金物で固定されている。
グローブジャングルも鮮やかに塗り分けられている。
ブランコとシーソー。
ブランコのメーカーはサトミ産業。
シーソーのメーカーは日都産業。
シーソーはフレームが木製で支点の変更が可能なタイプ。
ハンドルが木馬のようになっている楽しいシーソーだ。
鉄棒。
鉄棒のメーカーは日都産業。
ここまでメーカーが特定しやすい公園も珍しいのではないか。
水飲み場。
(2004年03月14日訪問)