土成緑の丘スポーツ公園は、硬式野球と陸上競技兼用のグランドと、3面のテニスコート、パターゴルフ場のある大規模な運動場だ。
駐車場も充分にあり、地域のスポーツ振興に使いやすい施設と思う。
その運動場の片隅に遊具を集めた児童公園があった。設置されている遊具の種類からみて、施工したのはタカオで間違いない。
遊具を順番に見ていこう。
当サイトでの命名、ボールブランコ。商品名は不明。
一般名称、ターザンロープ。
タカオの商品名は「ロープウェイ」。
2軸三人乗りシーソー。
メーカーのカタログによれば商品名は「トンボシーソー」。
なんだかかっこいい形のライド。
商品名「スプリング遊具・スペースシャトル」。
スペースシャトルっぽさはほとんどないのだが、とにかくかっこいい。
ドロンボー一家ごっこ専用バイク。
商品名「クルクルパトロール」。
商品名は不明。当サイトでは「人間回し車」。
野心的ですごく面白い遊具なのだが、どうしてもローラーを保持している部分への巻き込みが懸念される。タカオのサイトを見ても掲載されていなことから、現在では販売していないのではないか。
正確な商品名は不明だが、於安パークの案内板によれば「くるくる円盤」。
商品名「ジャイアントブランコ・海賊」。
ホッピング遊具。
現行製品とは若干異なるが、現在は「ジャンプ円盤」という商品が売られている。
この円盤の上部のロゴは大永ドリームのもの。以前、向麻山公園で見たものと同一の遊具だがロゴが違っている。
オリジナルはどこの製品なのだろうか。
さて、ここまでは比較的新しい遊具で、他でも見られるような遊具だった。
この園地で特筆すべきものは、この木製複合アスレチック遊具だ。
たぶん滑れるのだろうけど、トゲが刺さりそうでいやだ。
しかも滑り終わりにカーブや平坦部がなく、そのまま地面になっているので、勢いよく滑ることもできない。
この複合遊具には2つの滑降部があり、両方とも滑降面までが木製だった。
地味だが希有な物件であり、徳島を代表する特殊滑り台のひとつと言っていいだろう。
土成町はかつてタバコ栽培が盛んだった場所で、この公園の周囲にもたくさんのベーハ小屋が残っている。これは山ノ本という字で見かけたベーハ小屋。
(2004年03月28日訪問)