きょう最後のお寺、
でも県道からちょっと引っ込んだところにあり、場所がよくわからない。路地は狭いので、県道の迷惑にならなそうな場所に駐車して歩いて寺を探しに行くことにした。
この路地かなあ・・・?
いや狭すぎる。
なんかこっちのほうに風情を感じるから進んでいこう。
う~ん、どうも寺が見つからない。
もう一度、県道に戻ってみたら酒屋の横丁からすぐの場所に寺があった。
寺というよりも、普通の民家みたいなので、遠目には見分けがつかない。
この民家のような本堂の中に本尊が祀られていた。
本堂の右側にはドアのある小部屋と東司。
この小部屋、もしかすると通夜堂(宿泊施設)かもしれない。
本堂の右側にはいくつかの墓が並んでいる。
気になるのは一番大きな五輪塔。「地輪」と呼ばれる台石に穴があって祠のようになっている。五輪塔と石祠墓の融合形態じゃなかろうか。
だいぶ暗くなってきたし、帰りのフェリーの時間もあるのでこれで今回の小豆島訪問は終わりとしよう。
今回は地味な札所巡りが主になったが、光明庵や滝湖寺のような地下霊場を持つ寺や、護国寺、鳴滝不動といった景勝地の寺もあり、小豆島の奥深さを知った旅でもあった。
(2007年10月08日訪問)