
岩殿観音から国道254方面に向かう途中、都幾川の河岸段丘の上の道ばたに大きな塚がある。
この場所は何度か通っているのにこれまで素通りしてきた。きょうはもう遅い時刻だが立ち寄っていくことにした。

墳丘の北側は市道の拡幅でかなり削られているので、形はわからない。円墳か方墳だろう。

地図によれば古墳が
つまりこれは「
富士登山を疑似体験する装置として富士塚があるが、木曽御嶽登山を疑似体験するのが御嶽塚。学術的に「御嶽塚」というカテゴリがあるのかは知らないが、少なくとも私の見る限りでは御嶽塚としか言いようのないものが普遍的に存在している。当サイトではいまのところ富士塚と御嶽塚は同一の索引になっている。

見ての通り墳丘はかなり高い。

山頂部分は大胆に加工されている。

正面には御嶽大神と彫られた石塔。右側には八海山大神、左側には三笠山大神。
この3柱は木曽御嶽3点セットともいえるものだ。

墳丘をひと回りしてみたが、石室らしきものは見当たらなかった。
(2023年01月04日訪問)