明登の製紙工場

叩解機などの設備がそのまま残っている。

(埼玉県小川町腰越)

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腰越氷川神社の参道。すでに同行者たちは暑さに負けて車の中で涼んでいて、私だけがトボトボと歩いている。

きょうは友人の運転なので神社の境内まで車を乗り付けたが、普段の私ならばいったん参道入口で駐車して写真を撮る。

そのへんの段取りが違ってしまって、必要な写真を撮るためひとりで参道を歩いているのだ。

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そのとき"⇩"の場所に大きな倉庫のような建物があることに気付いた。

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こちらがその建物。

もう使われていないようで、扉が風で壊れて中が見える。

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中を覗いてみたら製紙工場だった!

以前このあたりで製紙所を探しても見つからなかったものが、神社にお参りしていて見つかった。

 おかしなものね~
 忘れたころに見つかるなんて~
 まるで青春の想い出そのもの~

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ビーター(叩解機)などがそのまま残されていて、操業時のコウゾの繊維がそのままこびりついたままだ。手入れすればまだ工場として使えそう。

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小川町の製紙所ってこういう感じで探せばいいんだ!

桐生・大間々あたりで製織所を探すのと似てる。

わかったぞ。

(2024年08月04日訪問)