以前に板橋の親戚の家に行った帰り、群馬へ戻ろうとぷらぷらと下道を走っていたら道端に富士塚を見かけた。そのときは素通りしたのだが、きょうは近くまで来ているので立ち寄ってみることにした。
富士塚は浅間神社の境内にある。
まず神社へお参りしよう。
鳥居をくぐると左側に水盤舎と
力石は多聞院でも見たのできょう2ヶ所目だ。
拝殿の前にはサル狛犬。
なかなかにユニークな造形だ。
拝殿は濡れ縁を巡らせた入母屋造り。
相の間を経て神明造の本殿へ連結している。
拝殿の左手に目的の富士塚がある。
全体がコンクリで固めてあるが、それはそれでいいと思う。土坡だと雑草が生えるから管理が大変になるし、じゃあ除草剤でも撒けばいいかというと土が雨で流れる。コンクリで固められていても全然悪い感じはしない。
登山口には狛犬がいる。
凝灰岩でできていて風化が著しい。
その先にもさらに狛犬が。
こちらは胴体が長く、かわいらしい。
すっごく印象的な狛犬だ。
それぞれの基壇の下には子犬がじゃれついている。
親と別体で彫って配置してある。
富士塚はきれいに管理されていて、登山道もあるが、危ないからと立入禁止になっている。
立入禁止の看板が本殿から来ると反対側に立ってるから気付かず、ちょっと登っちゃったよ・・・。
文化財の案内。
富士塚が作られたのは明治時代で、その後、大正時代の荒川の堤防の改修で移転、さらに昭和48年に裏の県道(現国道463号線)でさらに移転、平成24年にコンクリで固められたという。
年間の行事予定。
「山開き」がないのが気になる・・・。
富士塚に登れる日を設けてほしい。
例大祭で登れるのかな。日付がはっきりしないが。
境内にある末社類。
観音菩薩かな。
こちらは青面金剛。
成田山と書かれた石碑。
ほかに小さな祠が2つあった。
(2022年04月12日訪問)