見ノ越の円福寺の右隣りにある神社、
円福寺とは境内が密着している上に、参道と境内の雰囲気がよく似ているため、後々記憶が混同しそう。
神仏混交の時代には一体の修験寺だったのではないかと思われる。
参道の途中には白木鳥居がある。
石段を登ったところに巨大な向拝の付いた拝殿がある。
向拝の左側には護符売場が作られている。
おみくじの販売機。
電気なしでコインの重さだけで稼働するやつだ。
拝殿の内部は広い板の間になっていて、奥壁に天狗の面が掲げられている。本殿は拝殿の内部に置かれているようだが、暗くてよく見えない。流造りか神明造りではないかと思うが。
天井は格天井で、寄進者の名前が墨書されている。
一応、外からも本殿の様子を見てみた。赤い屋根の部分が本殿の覆屋。
拝殿の左側には社務所がある。
拝殿の右側には参籠所。
その更に右側に宿坊がある。
このへんのレイアウトが円福寺と同じなのだ。
この宿泊所を利用する信徒は寺と別々なのだろうか?
無料駐車場に戻ってきた。登山者のための駐車場なのだろう、かなりの台数が置ける。
これから剣山の西側、東祖谷山村側へくだることにする。
(2003年04月20日訪問)