
都幾川右岸の河岸段丘上に諏訪山古墳群という古墳群がある。
その古墳群の36号墳上に富士浅間神社という神社があるので行ってみることにした。古墳流用の富士塚と言えるからだ。

神社参道は南面している。
つまり崖を背にして建つ神社なのだ。
この道、県道が渋滞気味のときに抜け道で通ったことあるな・・・。

境内はカシやスギの森で昼でもうす暗い。

鳥居をくぐると左側に水盤舎。
水盤だけは古いが、ほかはすべて平成時代に作り替えたもの。

お、塚が見えた。

境内の左側に社務所。

特に由緒などで「富士塚」とは書かれていないが、まぁいいよね?富士塚ってことで。

塚の右側に納札所と末社。

末社の内部。
小祠の中に陶器の狐っぽいものが見えているので稲荷社か。

富士塚の高さは目測で約5m。
古墳としては前方後円墳らしいが、見た目は円墳。

墳丘上に拝殿と本殿がある。

拝殿内部。

拝殿の背後は石の間を経て覆屋に接続している。

本殿の左側にも小さな末社があった。

本殿の背後は墳丘から連続して崖になっていて、下を通る県道が見えた。

墳丘の周りをひと回りしたが石室らしきものは見当たらなかった。
(2022年11月06日訪問)