ポエラミン百貨店

昭和の百貨店を彷彿とさせる頼りになるデパート。

(ミャンマーカレン州パアン)

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カレン州の州都パアン市。40万からの人口があるので、市場を中心としたショッピングゾーンはかなり広い。その中で、2019年現在、駐在の日本人が最も頼りにしているお店を紹介しよう。

それがここ、ポエラミン百貨店(ဖိုးလမင်း)である。

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地上4階、地下1階のいわゆるデパートで、特に、衣料品や菓子類に関しては、ここになければパアンでは手に入らないというほど充実した品揃えなのである。

私は仕事のあいだはホテル暮らしなのだが、滞在期間中の飲み物、菓子類はほぼここで調達している。

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1階の食料品、菓子類、ジュース類の売り場。

冷蔵庫にはプリン、ヨーグルト、アイスクリームなどカレン州では中々お目にかかれない食材も並ぶ。生鮮食料品は冷凍肉や果物がわずかにある程度で、野菜、魚などは買えない。

値段は日本のスーパーよりよっと安いというくらいで、ミャンマー人にとっては高級店だ。でも食品に関しては日本が安すぎるのかもしれない。

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1階はほかに食器、文具、家電などを扱っている。このへんの品揃えは専門店にくらべると若干敗けているが、営業時間が21時までやっているので、コンビニエンスストア的によく利用してしまう。

地下には家具、1階の外売り場にはプラスチック製のイスやバケツなどを扱っている。

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フロアの中央は2階まで吹き抜けで、エレベータホールにもなっている。このへんの造りが、まさにデパート、という感じ。

2階は時計や貴金属、婦人服、3階は男性や子供服、4階は玩具、スポーツ用品、書籍、フードコートという本格的な構成だ。

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4階のフードコート。

最上階に食堂があるというのも、懐かしい昭和のデパートのよう。

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メニューはかなりあるみたいだ。私は飲み物しか頼んだことがないけど。

ここにあるすべてのメニューがあるのかどうかは未確認。なにせミャンマーの食堂でたくさんの写真が貼ってあるときは「イメージ画像」であって実際には注文できないというケースもよくあるので。

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4階には小さいながら子供の遊園地もある。

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さて、ここまではパアンに駐在している日本人ならば、だいたい知っている範囲。

でもここから先は知らない人も多いのではないだろうか。エレベータ内にはB1~4F までの売り場案内が貼られているのだが、ボタンは6Fまである。その6Fを押してみると、、、

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なんと! 秘密の屋上へと出られるのだ!

屋上は屋根付きで、日本ならビアガーデンなどが設置されそうなスペース。

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さらに階段があり、7階へ登れる。

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階段を登った先には、ミニステージがある!!

完全に日本の田舎のデパートを再現している。ヒーローショーとか駆け出しのアイドルのサイン会とかよくやったよね。いまでも日本にあるのかね。

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ビアガーデンの上に望楼があるようだ。

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登ってみよう。

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ミニステージが下に見える。

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展望台は4畳半程度の大きさ。

実質8階の高さ。パアン市内にはほかに高い建物はないので、ここがパアンで最も高い建築物ということになる。

当然、町を見渡すことができる。

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北側を見ると、アミターマヤ寺院とサルウィン川。対岸に見える北斎の富士山みたいな山はパアプゥ山

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東側を見ると、パアン市のダウンタウン。

ホテルや銀行などが並ぶ。奥に見える赤い屋根のお寺はパァヤジー寺院

パアンに長い人でもこのアングルからの町の風景は珍しいのではないだろうか。

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南を見ると時計台。長距離バスの乗り場はこの時計台の前にある。

奥に見える三角形の山はチャーイン山、最近奥の院ができた。

とにかくポエラミン百貨店は昭和の日本を感じられる、新しいような懐かしいような場所で私はとても気に入っている。難点があるとすれば駐車場がないことくらいか。

2019年現在、市の東部に駐車場付きの大型のショッピングモールが建設中だ。そこが完成するとパアン市の人の流れが変わるかも知れない。パアンにかかわっているある日本人が「パアンもつまらなくなるな」とぼやいた。まぁわかる気もする。

(2019年07月17日訪問)