
ミャンマー寺院から北西に1.5kmほどのところにある

畠山重忠の居城、菅谷館の鬼門封じの神社だとされる。
名前の「鬼鎮神社」は、「鬼を封じ込めた」という意味ではなく、鬼が神社の主神として祀られているというめずらしい神社。
パワースポットなのか、日曜日だからか、けっこう参拝客が来ていた。

参道の途中にある水盤舎。

由緒書き。
節分会が最大の行事で、掛け声は「福はうち、鬼はうち、悪魔外」と唱えるという。

由緒書きよりもその後ろにある八角形の礎石が気になってしまう。

鏡の奉納。
ガラス屋さんが奉納したのか?

社殿はあっさりしている。
本殿を内蔵した拝殿と、左側に社務所。

拝殿の唐破風にはかわいらしい鬼の扁額が揚げられている。

拝殿の内部。
奥が一段高くなっていて小祠が置かれている。たぶん、一間社流造り。

拝殿の前には金棒の奉納がある。
トゲバットの実物って初めて見た。

拝殿は入母屋の妻入りで背後には何もない。

背面に小さな地窓がある。
鬼の出入口か?

境内にはスギがまばらに生えていて、本殿の背後には納札所がある。
納札所が本殿の裏のほうにある神社ってけっこう多い気がする。

大きな倉庫。

これも納札所なのか。

参道の入口付近に神楽殿がある。
こちらもやけにこじんまりとしている。

神楽殿の横には波板葺きの小屋。
現在は車庫になっているようだが、なにか心を魅かれるものがあるな。
もうはっきり思い出せないが、子どものころ秘密基地にしていた農家の納屋がこんなだったのかも。

神楽殿の前にある小祠。

祭神はわからない。

境内の右半分は広場で公園になっている。
遊具はシーソー、吊り輪、ブランコ、太鼓雲梯がある。

シーソーは川島町の氷川神社で見たやつと同じメーカーだ。
この軸受け、何度見てもメリットがわからない。

座る部分がスノコ状になっている点が氷川神社の物件とは違う。こちらのほうが古そうな印象。

つり輪とブランコの複合遊具。

つり輪の遊具って初出だ。

ブランコの座板が独特。

境内にはほかに川島地区公民館がある。
(2023年04月02日訪問)