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知多湾周遊(1日目)

豊川・蒲郡の旅からほぼ1ヶ月後の2001年の11月、私はふたたび豊橋市の土を踏んでいた。

広域地図

豊川・蒲郡の旅からほぼ1ヶ月後の2001年の11月、私はふたたび豊橋市の土を踏んでいた。前回の旅で三河湾が予想外に良いところだったので、時間をおかずに再訪したのだった。

カレンダーは勤労感謝の日と土日がつながった三連休である。前日の深夜に横浜を出て一般道を走行、浜松の遠州灘海浜公園で仮眠する。(私はどういうわけかこの公園で仮眠というパターンが多い。掛川バイパス有料道路を深夜の無料時間に通過したことで安堵して気が緩むせいなのだろうか…。あと一踏ん張りして浜名湖バイパスまで越えてしまえば、静岡県の有料道路銀座もおしまいになるのだが、どうしても目を開けていられないのである。)

思ったより寝てしまったが、それでも朝の時間のうちには豊橋市の二川宿についていた。二川宿のお目当ては、前回の旅の初日に行く予定で見られなかった岩屋観音である。

今回の旅は一人旅で、これといった大きな目的地もない。前回は三河湾の右側の入り江「渥美湾」を見たので、今回は左側の入り江「知多湾」を周遊しようかという程度のゆるい計画である。そのため、おおかたの訪問地はその日の気分で立ち寄ったものとなった。おそらく3日間のレポートで、一般の人が聞いたことのあるような寺社は皆無となるであろう。