金谷の火の見櫓

長方形の屋根をあげたハシゴ型火の見。

(岡山県美作市友野)

写真

安養寺を見たあと、帰路の前に美作町の湯郷温泉で立ち寄り湯にでも入ろうかと思ったが、それらしき施設が見つからず、しばらく町内をうろついていた。

また、美作に水車があるという写真をみたこともあったので、当てどもなく町内を流してみた。

その時に見た火の見櫓。

写真

時刻はもう19時を回っている。

場所は大字友野字金谷というあたりか。

ハシゴ型の火の見櫓(半鐘)で、四角い屋根を載せたユーモラスな姿である。

田園地帯の小高い丘の上に立っていた。

写真

月も出てきた。さすがにもうこの旅も終わりである。

この後、中国自動車道、阪神自動車道、東名自動車道と乗り継いで横浜まで帰宅する。GWの最終日ということで渋滞は覚悟していたが、関東方面までたどり着いたのは深夜だったので大した渋滞もなく帰宅できた。次の日からはまた仕事だ。

長い長い7日間であった。今こうして振り返ってみても、やはり旅の全容を一度に思い出すことはできない。結局この旅はそういう旅だったのだろう。無理に思い出そうとすることはない、だんだんそう思えるようになってきた。

最後にあらためて今回の旅で見た塔について訪問順にまとめておく。(五:五重塔、三:三重塔、多:多宝塔、宝:宝塔)。

(2001年05月05日訪問)